救命具・日常点検のおすすめ
小型船舶関連事業協議会では、救命具の「日常点検」を推奨しています。
膨張式救命具をお使いの皆さまにおかれましては、万が一の時に、
救命具が正常に機能するよう、年に1回を目安に定期的な点検を行ってください。
参考:小型船舶検査機構:膨脹式救命胴衣「保守・点検」マニュアル
◆ 重要チェック項目
- ●気室生地(浮力部)
- @気室布が破損・劣化していませんか。
A補助送気管(赤いチューブ)から口で膨らませ、空気が漏れませんか。
- ●充てん装置(カット装置)
- @手動用作動索(引っ張る紐、またはレバー)は外に出ていますか。
Aロックピンはついていますか。
B損傷はありませんか。
- ●炭酸ガスボンベ
- @ボンベの封板に穴や傷がありませんか。
Aボンベは確実に取り付けられていますか。緩んでいませんか。
Bサビやカビは発生していませんか。
Cボンベに傷や凹みはありませんか。
- ●カートリッジ
- @交換時期は過ぎていませんか。製造から3年が交換の目安です。
A使用済みのカートリッジがついたままになっていませんか。
※カートリッジ内のスプールは経年劣化により、膨張装置の作動時間が長くなります。
◆ 着用時 チェック項目
- ●カバー、気室布
- 生地、縫製部がほつれたり破れたりしていませんか。
- ●ベルト
- 切れたり、意図がほつれたりしていませんか。
- ●バックル
- プラスチック部品が劣化したり、破損したりしていませんか。
- ●作動策
- 割れ、切れ、絡まりがないか。すぐに引けるように外に出ていますか。
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