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![]() ![]() ![]() レースの雰囲気や運営については別稿に譲ることにして私の一番の興味であるボートと人とそれをつつむローイングクラブについて簡単に報告します。 ◆米国・ボストンのローイングクラブ米国は我が国と同様に学生スポーツ中心のローイング世界のように私は思っていました。 確かに学生スポーツとしてのローイング世界最大の規模でしょう。特に女子選手は法律の支えもあって爆発的に選手が増えているとは以前から聞いていました。ところがどうして、どうして、地域クラブも学生ローイング負けないくらいに盛んなことを目のあたりにしてこの国のローイング愛好者の多さにたまげてしまいました。![]() この大会のホストクラブはコースの真んなか辺にあるケンブリジ・ローイングクラブです。 丁度、瀬田漕艇倶楽部とHEAD OF THE SETAの関係と同じです。ケンブリジ・ローイングクラブは入会希望者は2年待ちででかなり高額の入会金が必要らしくて、ここに住む私の従兄弟の娘は安い他のクラブに入っていると言っていました。 このチャールズ川沿いのボストン近郊のローイングクラブは私が数えた範囲では大学3〜4クラブ、地域クラブが5〜7ありました。クラブに行くと簡単な試し漕ぎテストと安全教育があり、コーチよりそのレベルに応じて使用していい艇が示される。あとは自分の責任でやれということらしいです。 自艇保持者はいくらか会費が安いそうで我々とは反対の考え方であることにおもしろく感じました。競技者から愛好者までのたくさんの人とそれに応じたグレードの様々な艇がありました。これだけの漕艇人口が日本にもいたら自分の商売も楽になるのになあー・・・。 思わずそんな独り言がでてしったのです。 ![]() ![]() ![]() ◆造船所とボートさまざまな人を含む多くのボート人口とそれに応じた艇を供給するためにメーカが米国とカナダにはたくさんあります。高級艇専業からレクレーションボート専業、その混在型までそれぞれの経営者のオヤジの思いが伝わってきそうな感じでした。![]() 私の感じたこの国のボート界の印象はダイナミックでした。大型ボートトレーラとその運行を認める道路法のためか各クラブが自前で艇は何千キロでも運搬します。従ってエイトも分割艇はほとんどなく一体型艇でした。スカルはリガーを付けたまま、自家用車で運んできます。 艇の構造はハニカムのハルでモノ・コック構造艇が多かったようです。 その理由は剛性が高くてかつ、製造が簡単なので安価にできることだと思います。見た目は通常我々がめにするエンパ・フイリッピ社ボートのデッキ構造艇のようにスマートではないので日本のユーザには受け入れられないように考えます。 また、自分たちの漕力にあった艇を選ぶという合理的な発想がある為かトレーニングボートやナックル状のエイトで出漕しているチームもありました。 艇体にチームのカラーを塗ったのも多くあり、日本でもそのようなサービスをするのもおもしろいのではないでしょうか。 ![]() 古川 宗壽 |
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