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![]() ![]() 2003年11月3日に弊社と委託(OEM)生産契約を結んでいる中国のWUDI社から戻って来ました。ここをを中心とする世界の造艇界に付いての最新報告をいたします。 ◆世界規模で加速する委託(OEM)生産![]() ちなみに元日本のコーチを務めたH氏はカナダで年間150艇の販売実績があります。 弊社もトレーニングボートを中心に150艇あまりの委託生産を行っています。FISAもトレーニングセンターに艇を入れたり、設計者のクラウツ氏(FISA型設計者)を技術指導に派遣して積極的に支援しています。 まさに造艇界も世界の工場・中国化がバブルかと思えるくらいとてつもない勢いで進んでいます。日本の漕友の皆さんに是非進言したいことは、メーカ・ブランドで艇を決めるのではなく何の目的にどんな性能のボートを購入するかの視点がますます重要になっているとのことです。 ◆新工場竣工![]() ◆クラウツ氏の来日検討彼は昨年のFISAフオーラムでボートの設計、製造での功績に対して特別賞を受けたのはご記憶にあると思います。昨年までFISAの造艇担当役員でもありました。この年末から年始の間に日本に出かけることも出来るとの回答を得ています。桑野としても製造現場のアドバイスをしてもらうことを検討中です。日本ボート関係者としても彼に現在の世界造艇界事情を聞くのは艇に対する方針決定に役にたつと考えますが如何でしょうか。桑野の招聘がきまりましたら一般講演会も計画しますので改めてお知らせいたします。◆2004年アジア五輪予選、2005年世界選手権のレンタルボート![]() 長良川の世界選手権では桑野が自社艇及びWUDI社艇のレンタルを計画しています。重量級選手用の艇のレンタルが問題です。国内中古販売の需要の可能性が無いからです。中国メーカはやはり国内事情で持ち帰ることは難しいようです。 レンタル艇の基本は参加国とメーカの自主契約であってボート協会や組織委員会は関係ないのですがアジアでの大会という事情を勘案すると主催者側とメーカの何らかの協調で資金の少ない国の参加を支援する方策が必要と思っています。 ◆世界の造艇に関するフオーラム![]() 我が国も協会と商売人の造船所は親しく交わってはいけないなんて言っている状況では無いようです。ボー トに関わるフアミリーとしてメーカと協会の協調が求められていると考えています。 日本ボート協会の担当にも参加の誘いの声をかけるつもりです。 桑野の提携工場の場所は上海の南の方向、杭州の近くで富陽と言う町です。上海空港から高速で3時間弱です。この町に中国の造艇メーカのすべて約10社?が集約されています。二番目のメーカは良金(リャンジン)と言います。この他は国内向けの新興の小さいメーカです 古川 宗壽 |
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桑野造船株式会社 〒520-0357 滋賀県大津市山百合の丘10-1 TEL 077-598-8090 FAX 077-598-2505 E-mail kuwano@k-boat.co.jp |