桑野造船株式会社
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高齢期の体力設計について
エルゴの高齢期目標
自分自身のエルゴ2000mの記録を分析して、これからの目標値を具体化してみる。
1998年6月 58歳 初めてエルゴを知り購入 在USA 記録なし
2000年1月 60歳 103W 10'00/2000m  在USA
2002年1月 62歳 154W  9'00/2000m  日本へ戻る
ここまでのところは、思いついたときに2000mほどエルゴを引いてみるといった程度のお遊びであり、特に体力トレーニングをするという意志は持っていない。62歳で仕事からフリーになったのを機に、系統的にエルゴを取り入れたトレーニングを開始した。(2002年10月以降)したがって、次からがトレーニング効果となる。
2003年1月  63歳 190W 8'10"0/2000m
2004年1月  64歳 215W 7'50"0/2000m 合わせてスカルを始めた
2004年12月 65歳 259W 7'22"1/2000m マシンローイング大会記録
マシンローイング大会の記録は大会初参加ということもあって、がんばりすぎのできすぎである。体力キープ用としては、あまりきつい目標は長続きしないのでよくない。

これまでの結果から、自分自身の原始体力は、幸いなことに標準原始体力ラインより、少し上にあることがわかった。無理なく、これをキープするように、現実的な目標を定めると次のようになる。
2006年1月 66歳 240W 7'33"0/2000m (1'53"/500mペース)
2009年    69歳 220W 7'46"0/2000m (1'56"/500mペース)
2014年    74歳 198W 8'03"0/2000m (2'00"/500mペース)
2019年    79歳 176W 8'22"0/2000m (2'05"/500mペース)
2024年    84歳 154W 8'45"0/2000m (2'11"/500mペース)
88歳時点では、寝たきりラインに対して100Wのマージンは確保できており、納得のいく目標である。(クリアできれば本当にハッピーということである。)


世界ランキングの傾向は60歳を超えると、実際の体力は標準体力ラインよりも落ち込みが大きい。(体力以外の要因での死亡が多くなるためと考えられる。)
したがって、標準ラインのキープは、より困難になってくるであろうが、それは合理的トレーニングで補うことを考えよう。

健康のための基本トレーニングを、エルゴによる有酸素運動主体に組み立てて、高齢期体力目標のクリアを目指すことは、従来通りでよいと考える。合わせて、気候の良い時は、シングルスカルを使って、同様の有酸素運動を楽しみたい。

スカルのタイムは、ある程度の技術をキープできれば、エルゴ×1.2に収まることを期待する。69歳時点(ルール上、ワールドマスターズ70歳クラスに出漕できる年)の目標体力をクリアできれば、4'30"/1000mはいけそうであり、これならば欧米人と互角にわたりあえるであろう。65歳時点では、エルゴの体力から見ても、今一歩と考えるが、別に70歳を待つ必要もないので、出来る時にチャレンジ、ということでも良さそうである。楽しみの一つとして考えることにする。

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